井戸の底で実験室

天才になるという欲望を挫折したので、凡人として生きる方法を模索している。

なんでもない日 3

今日は上司に多大な迷惑をかけてしまった。

作業の指示の時点で嫌な予感がしていた。頭に情報がうまく入ってきていなかったのは分かっていて、聞きなおそうとしたが、上司がピリピリしていて切り出しにくかった。その結果のミスである。

ピリピリした雰囲気をまとう人間と話しかけるのが苦手だ。上司としては仕事なんだから苦手も何も押し殺して話しかけるのが社会人だろうと言うだろうけど、私にはやっぱり無理だった。

 

そろそろ辞め時だろうか。

仕事の知識をつけるのは面白いけど、上司や先輩の指示を受け取るときに頭が上手く動かなくなってしまう。言われたことをありのままに実行してしまったり、言われたことがうまく受け取れなくて失敗したりする。

今の職場の人たちは何とか私をなじませようと頑張ってくれているのだけど、そういう気持ちを受け取るほど、迷惑をかけている自分が嫌になる。

 

 

 

【物を教わるときに、教える人にして欲しいこと】

 

1.仕事の目的を教えて欲しい。その都度。

 上司はおそらく「過去の経験則から仕事の目的や本質を考えて欲しい」と思っているのだろうけど、作業を行いながら考えるのは苦手なので、それを考える時間が欲しい。

 

2.作業A→作業Aの注意点→作業B→作業Bの注意点……という教えかたではなく、作業A→作業B→作業C→作業全体の注意点という流れで教えて欲しい。うまくいくかは分からないけど。

 作業とその注意点を一つひとつ教えてもらうと、個々の作業を自分でまとめ直さなければならない。自分でまとめ直せというのなら、その時間が欲しい。一瞬で理解できるほどの理解力は無い。

 

3.絶対的にやってはいけない行動/絶対にやって欲しい行動を(可能なら理由つきで)強調して教えて欲しい。これはマジで。「これだけは死んでもやってくれるな」って言ってくれればマジでやらんから。

 

4.できれば作業前日に作業内容を教えて欲しい。

 解釈する時間をくれ。

 

 

 

 社会人だから甘えてんな、と言われそうだけど。

 

 

 

 

 しょうがねえだろ、赤ちゃんなんだから。