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井戸の底で実験室

天才になるという欲望を挫折したので、凡人として生きる方法を模索している。

(走り書き)自分に必要なこと

夜中に電話をかける相手が欲しい。

朝まで話をしてくれる相手が欲しい。

バカな話を笑わずに聞いてくれる相手を作りたい。

しかし自分は相手に同じくらいの誠実を与えられるだろうか。

相手に頼りきりにならずに、話ができるだろうか。

 

 

 

「私があなたを必要としている」という事実だけがあれば良いのかもしれない。

けれど、それが(自分にとって)本当に正しいのか、私は回答ボタンを押すのをためらっている。

 

 

 

ギリシア人たちは「より善き」を目指した。

「Sapere aude(自分の理性を使う勇気を持て)」とカントは教えた。

「勇気とは、あえて危険をおかす能力であり、苦痛や失望をも受け入れる覚悟である」とエーリッヒ・フロムは力強く断言した。

ニーチェショーペンハウアーもごちゃごちゃと、まあ、いろいろと言っている。

アドラーは自分のスタンスを崩さなかった。

勇気を持っていた人々の、その根っこには、常に他者への愛情があった。

 

 

 

本当に他者がいない空間に時間は流れない。

時間が流れない夜、電話をする相手が、誰か欲しい。